んっ…(自然に身体に絡みついてくる手の動きに身を委ねながら───考えるのは、肌を滑らかに整えてくれたお湯の気持ち良さ。風呂上がりはこうなる事をある程度予想して、甘い香りのボディークリームを塗り、滑らかさを高めておいた───そのお陰か、浴衣を乱すように動く指の動きが随分スムーズに感じられる)や、そ…こ、んっ…(しっかりと着付けていたはずの浴衣から、磨いた肌が徐々に顕になっていく。小さく震えたのは、決して寒いからではなく。彼の指が厭らしく滑っていくから。───軽く後ろで束ねていた髪が一筋乱れて首筋に落ちて)
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