夜になると賑わう街【遊郭】
『あらっ、そこのお兄さん男前だねぇ、ちょっと寄ってっておくんなましよぉ』
『もぉ、つれないねぇ‥』
色香漂う街、格子越し女達が行き交う異性に声を掛け
初物好きな若旦那、お武家様
はたまたお忍びで遊びに来た殿様
時代背景…江戸時代
遊女はお客様次第に…
>>143
【禿】
旦那さん、お姉さんをお連れしました。
(襖の外、中に向けて声をかけるとスッと襖を開け。廊下に正座し、三指ついて頭を垂れる遊女の姿。)
【霞】
失礼致します。
(襖が開いて数秒、ゆっくり顔をあげ。年増と言えど見た目に若く体型も見る限りでは悪くなく。またもゆっくり立ち上がれば部屋の中に足を踏み入れると共にスッと襖は禿によって閉じられ)
よろしゅう。名前は?
(案内につれて襖を開かれれば様子を見て頷き座敷へ上がるように告げ名を尋ね)
>>145
霞(カスミ)にございます
旦那さん、よろしゅうお頼もうします。
(畳1枚分程開けて貴方の前に座り、三つ指つきつつ名を名乗り。20代後半、小柄ながらもふくよかな胸元。顔立ちはそこそこ整い、おっとりとした印象の持ち主)
霞さんですね。もっと近くへ…酒は
(貴方の名を聞けば頷きつつ畳1畳ほど開けて挨拶する貴方をもっと近くに来るように告げ、盃を手に取り)
>>147
はい…
晩酌程度には、霞とお呼びくださいまし
(近くに呼ばれればスッたち、貴方の隣りに。盃を手にする貴方に徳利を手に持てばお酌しつつ話し。普通の遊女なら美形の貴方にきゃあきゃあ言うはずだろうが、いかんせんそう言う類に疎く普通に接し)
そうですか………ご返杯
(貴方の言葉に爽やかな笑みを浮かべ特に容姿で騒ぐことのない貴方を見て落ち着いた雰囲気で酒を数度干し、空の盃を貴方に差し出し)
>>149
頂戴いたします
旦那さん、ご返杯っ
(返杯と盃が差し出されると受け取り。爽やかな笑みを浮かべる貴方。貴方が来ていることを知った遊女達が騒いで居るのを思い出し。盃に注がれるお酒、口をつけ味わうようにお酒を飲み。空になると盃を貴方に差し出しやんわりとした笑み浮かべ)
頂戴しましょう………落ち着いて飲めるのはいいですね
(自らが来ている故に騒がしいことなど知る由もなく貴方から盃を受け取れば、貴方の酌で酒を飲み干し片手を貴方の腰に回し)
>>151
いつでもおいでてくださいましな
お酌させていただきますぇ
(男女のイロハ云々抜きで楽しむ事も出来るゆえに、貴方が落ち着いてと語れば、お酌しつつ上記を口に。手が腰に回されると貴方の方にしなだれ)
そうしましょうか………そろそろお肴に貴方を
(貴方の言葉に頷きつつしなだれかかる貴方を優しく受け止め自らの方へ密させれば丁度酒も空になり貴方を抱き寄せながら囁き)
>>153
ふふっ…肴じゃなくって……甘味ですよ
旦那さんっ…っ
(貴方に抱き寄せられ囁かれる言葉。小さく笑い誘うような甘い声音で言葉を紡ぎ終えると軽く唇重ね)
そうでしたね………次の間へ
(貴方の言葉に同意し貴方から積極的に口づけされれば一度唇を離し、自ら情熱的な口づけを交わし布団が敷いてあるであろう部屋のふすまを指差し)
>>155
……っ、…旦那さん
(再度、貴方からの情熱的な口付けを受け取り。隣の間の襖を貴方が指させばスッと立ち上がり貴方に手を差し出し)
京之介です
(貴方が立ち上がり手を差し伸べればゆっくりと立ち上がり貴方の手を取り襖の先へと歩みを進め)
>>157
京之介……京さん
(手が取られ先に襖の先に案内するはずが、貴方が名乗った事にワンテンポおくれ、手を引かれながら貴方の名前を口にしている間に布団の敷かれた部屋に)
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