恥を､惨めさを､嘲笑を恵んでもらうために､たった一瞬の快楽のためにお金を差し出し､何もかもを台無しにしてしまう貢ぎマゾ｡─‥こんな哀れな性癖を抱えてしまった僕を､どうか嘲笑っていただけないでしょうか｡ ロルサンプル
ッ…………………まだ､かな……｡( 日が暮れ始めた時間帯､都内のとあるホテルの一室にて､仕事終わりのスーツ姿で何故だかひとり室内の床に正座する男｡度々腕に巻かれた時計に視線を向け時間を確認するも､とある人物との約束の時間からは既に15分程が経過｡連絡ひとつも寄越す事のない者に対し底知れぬ不安と不信感を覚え乍も､足の痺れに耐え決して其の姿勢を崩す事なく､其の者が現れるのをジッと待ち｡)
はあ…はァ…､お金､抜き取ってくれて､ありがとうございますッ…､( 自身の財布から紙幣が抜き取られて行く度に､まるで喘ぎ声のような下品且つ情けない声を漏らし､寝具端にて脚組み万札手に持つ貴女の姿目に焼き付け､衣服の股間部分にもっこりとした膨らみを形成｡財布の中身が空っぽになろうとも､其の興奮が収まる様子はなく寧ろ膨らみはびく､びく､と喜びを表すかのようにびくついており｡)
あげてみよ。
気長に~
貢ぎマゾ。
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