人物
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メモ追記欄
………付き合う前は手繋ぐのも一苦労やったのに、嬉しいわ
(貴方と手を繋ぎ、屋敷の方に戻りながらも貴方と初めて手を繋いだ時のことを思い出しながらも「あん時はお互い若かったなぁ」と1ヶ月も経っていないことを懐かしみながら
なんでそんなに老成した雰囲気なんだ…。
(相手がしみじみとしているため妙に恥ずかしく、屋敷が近づくと見られるのはなんとなく気まずい気もするも少し迷って離さずいて)
………ほんま嬉しいわぁ
(貴方に茶化したように言うと辞めたりするのが多かったが、手は離さないで居てくれたのでしみじみそう感じて笑みを浮かべながら
は、早く戻らないと。仕事なんだから…。
(唇をつんと尖らせ拗ねたように言い、急かすように繋いだ手を軽く引っ張って)
へーい、急いどるんなら担いだろか?
(貴方に手を引かれながら歩き始めながらも「お姫様抱っこなら出来るでー」と笑いながら茶化し
(老婆)
惚気すぎだよ、給料払わないよ
(2人が途中まで戻ると、木の下の日陰で2人を待っていたらしく、そんな事を口にしながら「鈴鳴さん、どうだい動いた感じキツくないかい」と聞きながら
あっ、わ、す、すみません…!
(軽く肩を揺らして慌てて手を離そうとしながらも、質問には「全く問題ない、というか楽なくらいです」と答えて)
ラブラブやもーん、中野さんと旦那さんの若い頃より熱い仲やで!
(貴方の手を引き寄せながら、中野さんに見せつけるようにしてドヤ顔で答え
(老婆)
ふん、軽口叩けるくらいには機嫌直ったようだね
なら、ジャム作り手伝っておくれ
(潤の単純さを今更ながら思い知りながらも、鼻で笑って家の裏で採れた山苺のジャムを作ろうと思い、2人に頼みながら
はい、手伝います…。
(少し俯いて恥ずかしそうにしながら家に戻れば、汚したくないため羽織っていたシャツワンピースを脱いで丁寧に置き)
暁って虫とか大丈夫やっけ?
(以前もした事がある作業のため、腕まくりしながらボウルに塩水を作り、爪楊枝を用意しながらもそんな事を聞き
えっ…あー、ええと…。
(決して得意とはいえずじわじわと不安げな顔をして、かと言って仕事だしとはっきり否定出来ずにいて)
ほい、暁は鍋の準備、ええな
(貴方が煮え切らない感じで返事をすれば、貴方にエプロンを渡し、山苺を塩水に入れて虫抜きと傷んだ部分を爪楊枝でえぐりとりながら
うん…。
(申し訳なさそうにしながらも鍋や砂糖を準備して、相手の言い草的に虫が出るのかとあまり目を向けられずにいて)
そんな顔せんでええて、誰でも得意不得意あるんやから
ほい、こがさんよう弱火でゆっくりやるんやで
(貴方がしゅんとしていれば、ボウルの塩水に浮いているありの大群は見せない方がいいだろうとササッと捨ててしまいながら、綺麗になった山苺を貴方の用意した鍋に水気をきって入れ
わかった、何か違ったら教えてね。
(山苺が底にくっついたりしないようにヘラで掻き混ぜながら、徐々に広がる甘酸っぱい香りに緩く目を細めて)
焦げんようにずっと混ぜなあかんから根気や根気
(貴女が間違ってたら言ってと言われると、やることと言えば焦がさないようにするだけなので根気だと伝えながら「あ、レモン汁も入れなな」と言って、冷蔵庫からレモン汁の入った瓶を取り出し、ほんの少し入れながら