………げっ。
（部活後の帰宅中に自宅最寄駅の改札で幼なじみの貴女と出くわして、あからさまに都合の悪そうな表情浮かべながら、左頬の切り傷と痣を貴女から隠すように顔を横向けたままで）
そうすけ 高2 181 73 黒髪短髪 野球部
母子家庭でマンションで2人暮らし、母親の仕事が遅くなりがちなので家事は一通りしている
弱い者いじめを放っておけない性格のため、時々ヤンキー等と喧嘩になる
喧嘩は強いが、いつか大怪我をするのではと心配する貴女から毎回こっぴどく怒られていて貴女には頭が上がらない
勉強嫌いだが貴女からさせられており、意外と悪くない成績をキープしている
そんな喧嘩が強い幼なじみ男子を強気に手懐けているため、可愛いのに男子から陰で恐れられている幼なじみの女の子を募集。
同い年から少し年上希望、ストーリー重視なのでゆっくりお付き合い頂ける方、お願いします。
別に何も出なくて良いよ。本当に綺麗なんだから。つーか好きな子の浴衣姿なんてドキドキするに決まってんじゃん。
んー、身長はもう止まってしまったみたいだけど、ちょっと増量したかな。
（自分でも柄にも無いこと言っている自覚はあり照れ隠すようにそう言い、此方を眺める貴女を不思議そうに見ていたが浴衣の袖を捲って更に太くなった腕で力こぶ作って見せて、お賽銭ひょいと投げ込むと、暫く無言になり何やらしっかりとお祈りをして）
もー、そんなに褒めても何もでないよー。─蒼亮こそ、何か大きくなった？背が伸びたっていうより体つきががっちりしたような…浴衣だからそう見えるのかな…？
そうそう、先ずは神社の神様に挨拶をしないとね。屋台はそれからだよー。
（返ってきた褒め言葉は直接的なもので思わず頬を染めてしまうも、照れ隠しにベタな返しをすると、そこでふと気づいたように貴方の全身を眺め、その変化に軽く首を傾げて。久し振りに貴方の存在を近くに感じる安堵感から自然と表情も和らぎ、子どもの頃と同じように頷いて答えては共に境内でお詣りを）
ほんとに、いつもの可愛さとはまた違って、綺麗だよ。
かき氷食べたい………って、その前に、お詣りだよな？
（いつも活発な貴女が今日はなんだか見た事ない程お淑やかで、告白から随分と時間が経って改めて照れ臭くなってしまっているが眩しそうに貴女見ながら、一緒に階段を登る貴女の後ろに触れる事は出来ないが何かあったら支えられるように腕を回して、かつては真っ先に出店へダッシュしては貴女に怒られていた事を思い出して一人苦笑いして）
ありがとう。今日は気合い入れて着飾ってきたから、そう言ってもらえると嬉しい。
そうだね。何があるかな？やっぱり、かき氷？瓶ラムネもいいよね。
（ほっとしたように目を細めると、貴方の言葉にはにかむような笑みを浮かべるも普段の調子で片手をぐっと握り拳にしてみせ。貴方への返事のタイミングを窺いながら一先ず神社に向かう事にして。浴衣に下駄と慣れぬ装いの為いつものように走ったり動き回ったりは出来ないが、歩いたり階段を上る分には問題なく、先ずは神社にお参りをしてから賑わう縁日会場に向かうとしよう）
ううん、そんなに…。
ありがとう、普通の服で来なくて良かったわ。凛久も、凄く綺麗。いつもに増して…。
じゃあ、行こっか。冷たいもんでも食べようぜ。
（こんなに早いとは思っていなかった貴女が現れると、あまり目にした事がないしっかりお洒落した姿に見惚れてしまい、貴女とは対照的に一気に緊張してしまった様子で、女の子の容姿を面と向かって褒めるなんて慣れないながらも思った通りに口にして、きっと今日貰える筈の返事がどんなものなのか計りかねつつそれを求めるわけでもなく、貴女の足元気にしながら行こうと促して）
（返事が届くと一先ずほっとして夏祭り当日までは浴衣に合う髪型やメイクを選んだりと準備に余念がないのだが、これまでの心持ちと違うのは貴方の目を意識しているということ。久し振りに二人きりで会う貴方にがっかりされたりしないよう、少しでも綺麗だと思われたくて─水色地にぼかし花柄の浴衣、紅色の帯、髪はサイドを編み込みにした纏め髪にして青紫の薄いグラデーションの紫陽花の簪。足元は下駄、手には巾着型のバッグを持って待ち合わせ場所へと向かい。時間に余裕を持って30分前に到着はしたもののそこには既に貴方が待っていて、おまけに浴衣姿だったものだから瞳丸くし慌てて駆け寄って。本当なら久し振りの対面で、どんな顔をしたらいいのか、どう声を掛けようかと緊張感もあったのだが、貴方の姿を目にした途端不思議とそれは消えていき）
─蒼亮…っ、先に来てたんだね。待った？暑かったでしょ。それに、浴衣…すごく似合ってる。色も柄も蒼亮にぴったりだね。
（以前なら夫婦だとか言って友人達から揶揄われていたが、考えられないほどそっけない様子になってしまった二人の関係に周囲から何か言われる事もすっかり無くなり、自ら選択したこの状況に後悔こそ無いものの一人でいると落ち着かなくて期末では以前より成績を上げ、部活にも一心不乱に打ち込んで更にガタイを一回り大きくさせて、何より自分でも驚く事に貴女との約束通りそれから一度も喧嘩もする事なく過ごして。いつになるか分からない貴女からの連絡を待てば待つ程に不安ばかり募らせている中で届いたメッセージに、“オッケー。じゃあ6時に待ってる。”と以前と変わらず簡潔な文面返して。
当日、こんな時だけお節介な母親から“凛久ちゃんと行くなら浴衣くらい着て行きなさい”と着せられた浴衣姿で、マンションを出るのが貴女と同じ頃にならないよう１時間ほど前から待ち合わせ場所で貴女を待ち）
（あの日から数ヶ月、季節は夏真っ盛り、学校も夏休みに突入していて。その間、顔を合わせたら挨拶を交わすくらいで貴方との約束通り二人きりで会う事は一切無く。こんな事は初めてだった為、友人や家族からも喧嘩でもしたのか、何かあったのかと心配されては曖昧に濁す、そんな日々を送りつつ貴方と離れて初めて見えてくるものや感じる事もあって、自身の気持ちがはっきりしてきたのは夏休みも中盤に差し掛かった頃─毎年貴方と一緒に行っている近所の神社の夏祭り、それに貴方を誘う為久し振りにメッセージを送って。“今度の土曜日、神社の夏祭りだね。蒼亮と二人で行きたいんだけど、どうかな？よかったら、6時に神社近くの橋のところで待ち合わせね。”）
こちらこそよろしくお願いいたします。
ああ、喧嘩しないようにする…。凛久も腹出して寝て風邪引いたりすんなよ。
一番の友達が凛久で良かった。今までほんとにありがとう…。
じゃ、またな。
（最後に玄関で振り返ると貴女見つめながら、どうなろうとおそらく今までと全く同じ関係を続ける事は出来ないだろうと思うとお礼言って最後の別れの挨拶し、再び貴女に背中を向けるともう振り向く事の無いまま貴女の家を出て）
ありがとうございます。
引き続き、よろしくお願いします。
わかった。
ううん、こっちこそ今日はありがとう。蒼亮の気持ち聞かせてくれて……会えない間、喧嘩しちゃダメだよ。またね。
（貴方とこうして会えなくなる事への寂しさや不安からいつもより言葉数が少なくなってしまい。それでも貴方を見つめたまま頷いて答えると、貴方に続いて立ち上がり、小さく首を左右に振ってからほんのり微笑んで、貴方を見送るだろう）
ありがとうございます。
それでは、次はお祭りのシチュエーションで、お誘いのメッセージを送るところから始めたいと思います。よろしくお願いします。
うん、こうやって二人きりで会うのは返事貰うまでやめとく。だから、俺に気を遣ったりしないで、凛久は凛久の気持ちに正直になって決めて欲しい。OKだったら勿論めちゃくちゃ嬉しいし、………駄目だったとしても、ずっと大切な幼馴染みだから。
ありがとね、俺のこんなワガママに付き合ってくれて。
（もし貴女の返事が辛いものであったら、もう今までみたいにこんな時間を過ごす事は出来なくなるかもしれないと思うと言葉に詰まる程に切ないが、自分が勝手にした事に正面から向き合って覚悟を決めてくれている様子の貴女に自らも気丈に振る舞って笑顔向けて、持って来た荷物纏めて立ち上がると先程手当てして貰った自分の頬に手を触れながら感謝の言葉述べ）
此方こそ、いつも素敵な幼馴染みをありがとうございます。
そうですね、お出掛けしながら返事を貰えたら良いなと思ってました。
お祭りとか良いですね、是非そうしましょう。
うん、ありがとう──って、会えないの…？
それってこうして二人では会わないってことだよね？学校で顔を合わせたりとか、そういうのは……
─うん、わかった。私の気持ちが定まるまで会わない。次に会うのは蒼亮に返事をする時だ。
（自身への優しい気遣いに肩に入っていた力を抜くように表情を和らげたのも束の間、貴方の決意には驚きの声を洩らしみるみるうちに表情が曇っていき。ショックから思わず縋るように続けるも、貴方の表情を目にすればその覚悟が伝わってきて、一旦目を伏せると自身も貴方の想いを受け覚悟を決めて。一度唇を引き結んでから、はっきりと頷き貴方を見つめる瞳は意を決したような真っ直ぐなもので）
いつも素敵なレスをありがとうございます。毎回蒼亮くんの言動や反応にきゅんときています。
この後なのですが、暫くの後、凛久の気持ちが固まって告白の返事をする為に蒼亮くんを呼び出して…といった流れでよろしいでしょうか？
その際、今回のように自宅で…というのも良いのですが、例えば夏祭りに誘って返事を…とかイベントに絡めても面白いんじゃないかと思っているのですが、如何でしょうか？
そう、なん、だ…、ありがとう。俺の勝手に巻き込んでおいてなんだけど、あんまり思い詰めて考えないでね…。
凛久から返事を貰えるまでは、こうやって幼馴染みとして凛久と会うのは、一旦今日で最後にしようかな。勢いだけで迫ってしまうかもしれないし、そんなの自分でも嫌だし。
凛久がどんな答えを出したとしても、ちゃんと受け止める覚悟をしとくから。
（貴女からの真剣な言葉に息が詰まりそうになる程の嬉しさに照れつつも、再び気を引き締めると少し迷いのある目を見せながらも真剣に考えてくれる貴女に対して覚悟を決めるように、寂しさとどこか吹っ切れた気持ち入り混じらせながら、別れを惜しむように貴女見つめて）
そ、そっか…。
でも、周りのことはそんな気にしなくていいと思うよ。友達以上に思ってる人はいないし、好意を持ってもらえるのは嬉しいけど、それですぐに付き合ったりするようなことはないから。
─それに今は、他の子が入り込む隙間もないくらい蒼亮でいっぱいだよ。蒼亮は大切な幼馴染みなんだから、他の子とは違う。私の中で特別な存在だってことは分かって欲しい。私も自分の気持ちと向き合うから…蒼亮に幼馴染み以上の気持ちがあるか、向き合って考えたい。
（貴方の言葉に引いたりする事はないのだが、照れくささや気恥ずかしさに襲われるのはどうしようもなくじんわり頬を染めて。それでも今の自身の気持ちを伝えようと心持ち背筋を伸ばしては貴方を見つめ真摯に言葉にして紡ぎ出し）
ううん、凛久にだけはバレないように頑張ってたから。だけど最近、このままじゃ誰かに獲られてしまいそうで、つい…。
意外だね。凛久のこと本気て好きな奴、何人かいるのに。…一番凛久を好きなのは、俺だけど。多分、凛久が思ってるより、俺は遥かにずっと好きだから。
（気を落とした様子の貴女に慌てて首を横に振って、貴女を巡るライバルが複数存在する事もあっさりと口にしつつ、どれほど好きか語ってしまえば引かれてしまうのは間違いないが対抗心覗かせて）