………げっ。
(部活後の帰宅中に自宅最寄駅の改札で幼なじみの貴女と出くわして、あからさまに都合の悪そうな表情浮かべながら、左頬の切り傷と痣を貴女から隠すように顔を横向けたままで)
そうすけ 高2 181 73 黒髪短髪 野球部
母子家庭でマンションで2人暮らし、母親の仕事が遅くなりがちなので家事は一通りしている
弱い者いじめを放っておけない性格のため、時々ヤンキー等と喧嘩になる
喧嘩は強いが、いつか大怪我をするのではと心配する貴女から毎回こっぴどく怒られていて貴女には頭が上がらない
勉強嫌いだが貴女からさせられており、意外と悪くない成績をキープしている
そんな喧嘩が強い幼なじみ男子を強気に手懐けているため、可愛いのに男子から陰で恐れられている幼なじみの女の子を募集。
同い年から少し年上希望、ストーリー重視なのでゆっくりお付き合い頂ける方、お願いします。
それは…まあ、程々になら。私だって聞いていて恥ずかしくて堪らなくなっちゃうかもしれないし。
もう、またそんなこと言って…。喜んでもらえるなら私も嬉しいけど。
──あ、そうだ。さっき獲ったスーパーボール、これ蒼亮のぶん。スイカ柄は私とお揃いだよ。
(思わず気恥ずかしさに襲われてしまうのだが、嬉しそうな貴方を見ているともっとそんな姿を見ていたくなり、自然と頬も緩み。そして、そろそろ自宅到着となれば思い出したように巾着バッグの中から先ほどのスーパーボールを取り出すと、スイカの模様と野球ボールを模した柄、キラキラしたラメ入りの三つのボールを貴方に差し出して)
う…、そうかあ、、調子に乗って浮かれないようにしないと…。でも彼女本人に言うのはオッケーだよな?
ありがとう、ほら、照れてるとこもすげー可愛い。
(長年口に出せずに我慢していた貴女への好意が溢れ出すのを自分でも驚く程に止められないようで、貴女の側へと戻ると写った写真を嬉しそうに貴女へと見せて)
もー、蒼亮ってば…それ、他の人が聞いたら惚気にしか思えなくて呆れられちゃうよ。
──んん、ちょっと撮り過ぎじゃない…?それに、一人で撮られるのって慣れてないから…こんな感じで大丈夫?
(褒め言葉を連発されれば気恥ずかしさが増し頬を染めつつ軽く眉を寄せるも、一先ず他者に見せない事は約束してもらえたのでほっとして。自分一人だけで写真撮影をしてもらう事は滅多にない為動きと表情が少々ぎこちなくなってしまい、撮影が終わったところで不安げに貴方に尋ねて)
え、俺?それより凛久が可愛すぎるんだけど…。
駄目かあ、俺の彼女めっちゃ綺麗で可愛いって自慢したかったけど、、分かった。
じゃあ撮るよー、はいチーズ、
(送られてきた二人の写真を顔綻ばせながら大事そうに両手でスマホ持って見て、正直な願望口にしながらも自分だけが貴女の特別な姿をいつでも見られるというのは満更でもない様子で、改めて構え直すと貴女に向けて声掛けながら食い気味にカシャカシャとシャッター音を何度も鳴らして)
ん?うん、わかった。送るねー。いい感じに撮れたね。蒼亮、写り悪くないじゃん。かわいい笑顔してる。
うん、…撮るのはいいけど、恥ずかしいから他の人に見せたりしちゃダメだよ。
(口を噤む貴方に不思議そうな視線を向けるも、早速貴方に写真を送信しながら写真の出来に声弾ませて、少々からかい口調で細めた瞳を向けると、今度は自分一人の撮影となり了承はしたものの気恥ずかしさを覗かせて)
かわ………っ。
俺にもその写真送っといてよ、初デート記念で。凛久の写真も撮って良い?
(撮った写真を確認する貴女のスマホを覗き込むと、分かっていても画面の中の貴女しか眼中にないようで感嘆の声あげてしまい慌てて口を噤んで、その写真を欲しがると今度は少し離れてスマホ向けて)
まあ、まだ私達はカップル初心者だからね。それじゃ、初デート写真、笑顔でいくよー。
(近づく距離に思わず胸がドキリとするも、貴方との触れあいは心地よく、くすくすと笑み零しながらスマホで写真を数回撮ると、浴衣姿で寄り添っている二人が写っているであろう、それを確認し)
写真を撮られる事自体が殆どないから、どんな顔して写っていいか分かんねーんだよ。
…こう?ちゃんと俺ら、カップルっぽく見えるんかなあ?
(楽しげにぐいぐい来る貴女にたじろぎながらもこんなチャンスを逃す手はなく、肩に腕を回して抱き寄せると貴女の頭に頬くっつけて、貴女に伝わってしまいそうな程に鼓動高鳴らせながら照れ笑い浮かべて)
うん、また楽しみが出来て嬉しい。
蒼亮、写真うつり悪かったっけ…?でも、最近は一緒に撮ってなかったよね。じゃあ、先に一緒に撮ってみよー。こっち、顔寄せてね。
(嬉しそうな貴方に次のデートも待ち遠しくなり笑みを浮かべると、久し振りに貴方と写真を撮れる事で声弾ませながら貴方の手を引き、写真に収まるよう互いの顔を近づけては自身のスマホを向けて)
やった、そうしよっ。
二人で一緒に?良いよ。けど俺、写真写り悪いんよなー。
(貴女に快諾されれば嬉しそうに顔綻ばせて喜び、二人で撮りたいという貴女に一瞬きょとんとした顔向けると、男同士だと友達と写真を撮ったりする事もあまりなくネガティブな言葉発するもそれとは裏腹に自然と微笑んで)
嫌なわけないよ。私も蒼亮と一緒に行けたら嬉しいし。じゃあ、次のデートは海かプールにしよっか。
写真?何かちょっと恥ずかしい気もするんだけど…良いよ。その代わり蒼亮と二人の写真も撮らせてくれる?
(ナンパ男には興味など無く勿論というように目を細めはっきり頷いて返しては、此方を覗きこむ貴方と視線を合わせ笑み零しつつ快諾し。次いだお願いには一つ瞬きをした後頷いて、自身も貴方とのツーショット写真が欲しいと自撮りの仕草をして)
まあ、凛久は今更そんな軽い男に流されたりしないだろうけどさあ。
俺も、凛久と海かプール行きたいな。日焼けするかもしんないし、凛久が嫌じゃなかったらだけど。
…ねえ、最後にさ、凛久の浴衣姿の写真撮っても良い?
(貴女の性格はよく知っているつもりだがそれでも抱いてしまう一抹の不安からそれはどこかそうであって欲しいという願望混じりに、再び歩き出すと先程と心境が変わったようで貴女の顔を覗き込んで、もう二人の自宅マンションが見えてきて今日のデートの終わりも近づいてくると今日ずっと言えなかった事を思い切って切り出して)
…ありがとう。蒼亮にそう言ってもらえると嬉しい。今日の浴衣もだけど、綺麗にした時は好きな人に一番に見てもらいたいなぁって思うから。
ん?まあ、ちょこちょこあったかな。友だちと一緒だったからね。でも、彼氏いる子もいたし、その時は今日は女子だけで遊ぼーって言っていたから、相手にしてなかったよ。
(褒め過ぎのようにも感じ気恥ずかしげにはにかむような表情を浮かべるも声は言葉通り嬉しそうで。ナンパに関する件では自分が狙われるというより周りの友人や女子のグループを狙ってやってくる男性グループはいたようで困ったように眉をハの字にするが貴方が心配するような事は無く。最後の貴方の呟きには何がいいのだろうと小さく首を傾げて)
え、写真あんの?
………わあ、綺麗。めちゃくちゃ綺麗じゃん…。ナンパとかされたでしょ、こんな美人をチャラい奴らが放っとくわけないもん。
(写真があるなんて思っておらず驚きつつも一緒に足を止めると食い気味に覗き込むんで感嘆の声を上げ、それから隣の浴衣姿の貴女と画面の中の水着姿の貴女を交互に見てどちらも自分の彼女だなんて信じられないというように顔赤らめて、不安と嫉妬が入り混じりながら訊きつつも“いいなあ…”なんて呟いて)
見たいっていうならデートで行かなくても見られるよ。──皆で撮ったやつだけど、どう?写真でもドキドキする?
(貴方の反応は少々意外なもので思わず瞳丸くしてしまうも、その様子に次第に愛しさのようなものが募ってきて繋いだ手を優しく握り返すと、そのまま貴方の手を引き邪魔にならないよう道の端のほうで歩を止めて。巾着バッグからスマホを取り出しては新しい水着で遊びに行った時友人達と撮った写真を見せ、そこには髪はポニーテールに纏めビスチェビキニにフレアスカート─上下黒の水着を着用した自身も写っていて)