世界にも名を馳せるほどの大手複合企業の総帥を曽祖父に持ち、その中で最も業績を伸ばす会社のCEOを父に持つ双子の兄弟。
精巧にできた人形のような美麗な見た目から人気は高いが、内面は実にわがままで身勝手であった。
「誰ピーマンとか入れたん!嫌いや言うたやんか!もう食べへん片付けて!」
癇癪を起こすタイプのわがまま弟・湊。
「…塩多すぎやろ、替えて」
気まぐれに無理難題を突きつけて来るタイプのわがまま兄・大和。
「あ、ごめんなさい良いですか?この日のシフトなんですけどね…え、早い?」
さらに四人の華やかな従兄弟たちも交えた日々を送る中、
それぞれの認める『ご主人様』の前では……
>>1 紹介
>>2 『ご主人様』達
萌)甘S.拘束.玩具.撮影.首輪.中出し.青姦.目隠し.公開自慰.野外露出.淫語や露骨語.顔射.言葉責め.催眠.雌扱い.コスプレ.その他萎以外
萎)グロスカ.暴力.暴言.流血
[悠里]
えぇ…上出来だったと思うんですけど…
(泣き出した大和さんの顔を覗き込み、何度も唇に口付けながら落ち着かせるよう背中と髪を撫で。大和さんの涙を浴びながら夢中で口付けて)
[大和]
…心配させんな、アホ駄犬っ…
(その顔を見ると一気に安心し、顔を震わせながらボロボロ泣き出して)
[悠里]
んー?どうしました?…痩せましたね
(抱きついてくる唇に何度もキスをしながら、鼻先を擦り寄せて。不安げな顔を覗き込み頬を撫でて)
[大和]
…悠里
(絞り出すような声でようやくそう呟き、強く抱き締めながら手を震わせて)
[御門]
……着替えと資料、ここ置いておきますね
[悠里]
大和さんがお帰りになる時に連絡します、下にカフェありましたよ
(抱き着いてきた大和さんの髪を安心させるように撫でながら帝を部屋から追い出して。パソコンを置いていたコの字机をずらして、膝の上に大和さんを乗せ)
[大和]
…
(よろよろ歩きながら相手の近くに寄り、何も言わないままただ無言で抱きついて)
[御門]
失礼します、大和さんいらっしゃいました…
[悠里]
大和さん!♡
(救急手当後は富裕層御用達の私立病院に入院していたようで、中は簡素なホテルレベルの内装が揃えられており。ベッドから立ち上がる先輩に無視をされながら大和さんを部屋に入れて)
[大和]
…
(その言葉に睨むような角度で目を向けながら車に揺られて)
[御門]
経過は順調でご飯ももりもり食べてるそうです…
(大和さんがシートベルトを締めたのを確認すると、ゆっくり車を発進させ)
[大和]
…
(食事をとる気にもなれず、要らないと突っぱねるもせめてと渡されたゼリー飲料片手にやつれきった様子で車に乗り込んで)
[御門]
…………
(車の中で待ちながら、持ってくるよう頼まれた書類と持っていくよう頼まれた着替えを忘れてないかチェックして)
[湊]
…いけそう?大和
[大和]
…いけそうもいけへんもあらへん、行く
(ゆっくりと着替えを終わらせ、湊に頼んで血色良くメイクをしてもらった後、湊に問われて力のない声でそう答えて)
[御門]
車で待ってますから、着替え終わったらいらしてください…
(痛々しくやつれた姿に眉を下げ、使用人が用意してくれている着替えをベッドの上に置くと一礼して部屋を出ていき。車の運転席で大和さんが来るのを待ち)
[大和]
…
(期間中食事も睡眠もまともに取れず、その言葉にも少しラグを置いた後にゆっくりと起き上がって、やつれた酷い顔を見せて)
[御門]
……大和さん、我妻さんの一般面会できるようになったらしいですけど…お見舞い行きませんか?
(騒動から数日、出血量が多かったため暫くは家族だけの面会だったものの一般面会ができるようになったと連絡が入り。塞ぎ込んでいる大和さんの部屋に入ってベッドの傍らにたち、布団の膨らみに話しかけて)